イガーイガーで始まった函館の朝と、夏のいか踊りの物語
700年のするめ文化と、漁火が照らす“函館の元気”をめぐって
🐙 イガーイガーで始まった函館の朝が懐かしい
函館の朝は、潮の香りとともに「イガーイガー」という声で始まった。 イカ売りの呼び声が、まだ眠い街をゆっくりと起こしていく—— そんな風景を覚えている人は、もう立派な“函館の古き良き時代の住人”だ。
この声は、ただの商売の掛け声ではなく、 生活のリズムそのものでした。 朝の空気に混じるその響きは、函館の人々の心に深く刻まれた“ふるさとの音”です。
🦑 700年続く、函館するめの歴史
函館のするめ生産は、なんと 700年の歴史 を持つと言われている。 古くからイカを加工する技術が発達し、するめは昆布と共に全国へ出荷し、函館の交易の重要な物産として生産された。町中にイカ加工場があって、町中イカの香りがしました。
- 函館空港に降り立つとイカの匂いがするなどと言われた
- イカすだれ(イカを天日干しにする)が町中にあった
- イカさし、塩辛、いかめし、そしてスルメは交易品 として、暮らしと経済を支えてきた。
つまり、イカははるか昔から 函館の元気の源 だったのです。
🌅 函館ではイカ刺しは“朝食べるもの”だった
函館のイカ文化は、全国のどこよりも“生活に密着”していました。
夜中、沖では漁火が美しい光を放ち、 その光の下で釣り上げられたイカは、 朝にはもう食卓に並んでいました。
コリコリと透明で、茶碗がイカ刺しに付けた醤油で真っ黒になるほど夢中で食べました。 あの食べ方は函館に住んだ人だけが知る“本当のイカ刺し”の食べ方だと叫んでしまいそうです。
そして今年も不漁といわれながら、漁火の光が夜の海を照らすその光景は、 まるで昔の記憶がよみがえったかのように美しいものです。来年も、再来年もズーッと続いてほしいと願うばかりです。
🎶 函館の夏は「いか踊り」で町が盛り上がる
函館の夏といえば、やっぱり いか踊り。 「♪はーこだて名物 いか踊り〜」 このフレーズを聞くだけで、体が勝手に動き出す人も多いはずです。観るも踊るも楽しい踊りです。とにかく覚えやすい。
観光客も飛び入り参加できるのが魅力で、 気がつけば見知らぬ人同士が肩を並べて踊っている。 これこそ函館の“人の温かさ”でしょう。
さらに、毎年のように有名人も参加し、 テレビカメラが並ぶほどの大イベントに成長しました。 函館の夏は、いか踊りのリズムと笑顔で満ちていきますが、肝心のイカ漁が今年も不漁で心配です。
✨ まとめ|函館の食と祭りは、元気をつくる文化そのもの
- イガーイガーの朝
- 700年続くするめ文化
- 漁火が照らす夜の海
- 朝に食べる透明でコリコリしたイカ刺し
- 夏のいか踊りで町がひとつになる
これらはすべて、函館が育んできた “元気の文化” です。 食べること、踊ること、笑うこと—— そのすべてが、ピンピンコロリの精神とつながっていると思います。
函館市は、今「二地域居住」を推進し、お試し滞在に補助を出すなど受け入れ態勢を整えています。酷暑の夏は、飛行機・フェリー・新幹線とアクセスが良く、涼しい函館で暮らして「朝いか」の刺身を堪能してはどうでしょうか!

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